第七回

こんにちは、
皆さんは連絡手段には何を使いますか?

一昔前は電話、手紙、ポケベルなどなど、
様々な連絡手段がありましたね。

小、中学生の頃、
それぞれの連絡手段のメリット、デメリットを
まとめて発表した記憶があります。

電話:リアルタイムで話せる
しかし、相手が出てくれなければ伝わらない

手紙:手渡しでも郵便でも、相手の元にほぼ確実に届く
しかし、即時性に欠ける
相手が読んだかどうか分からない

eメール:手紙をインターネットで届けるため、
手紙の時差問題を解決
しかし、相手が読んだかどうか、
分からないという問題は解決していない

(さすがに私の世代でポケベルはありませんでしたが。)



それぞれに良い点、悪い点がもちろんあります。
状況によって使い分けるのが良いですね。


例えば、手紙はもちろん即時性に欠けるというデメリットがありますが、
手書きの暖かさ、情緒的な面から見て言えば、
手紙以上に思い出として残るモノは
中々ないんじゃないでしょうか。



そのような事は微塵も考えない現代、
どんなツールが連絡手段としてメジャーになっているのでしょうか。



聞かずともわかります。LINEです。



eメールも電話ももちろん現在も使われていますが、
ラインの普及以前と比べると大幅に減少したと言えます。



しかし、ひとまずLINEの話は置いておいて、
eメールについてまとめます。


Webサイトに、「お問い合わせはコチラ」
など書いて、メールアドレスが置いてあるのを
見たことがあるでしょうか。

これを書くのにももちろんルールがあるようで、
一番適切とされているのが、

「メールアドレスを直接載せるのではなく、
お問い合わせの表記をリンクにして、
そのリンク先をフォームにする」

という方法だそうです。
面倒ですが、コレが一番見る人に分かりやすく、
問い合わせしやすい気がしますね。



メールアドレスをインターネット上に載せるのは
もちろんリスクを伴います。

その1つが「迷惑メール」

これはインターネットにメールアドレスを
載せた覚えが無くとも、
どこからか漏れて来るようになることがあります。

一体どこから漏れてしまうのか。

候補としてはこんな感じ。

・HP、ブログ、SNSにメールアドレスを載せる

これは、友達しか見ないfacebookでも
起こりうる事だといいます。


ドメイン以外の部分(@以前)に
分かりやすい言葉を使っている

好きな食べ物、キャラクター名など、
予測されやすい言葉がこれにあたります。
短い単語のようなものも含まれますね。


・出会い系サイト、占いサイト、懸賞サイトなど、
怪しいサイトにメールアドレスで登録した

広告などで出てくることがありますよね。
怪しいけど、とても気になってしまう言葉で
巧みにHPに誘導されてしまうことがあります。
(100万円当選とか、占いで人生変わるとか)


・迷惑メールに返信した、
メールに書かれていたURLにアクセスした

これは迷惑メールが来た後の話ではありますが、
うっかり返信やアクセスをしてしまうと、
さらに迷惑メールが増える原因となってしまうことがあります。



そして、迷惑メール対策には何をするのがいいのか、
平成17年には、
広告宣伝メールの範囲拡大、架空アドレスにあてた
送信の禁止が定められており、
平成20年の改正では、
あらかじめ送信の同意を得た者以外の者への送信禁止
(オプトイン規制)
送信者情報を偽って送信することを禁止
など、様々な規則が追加されました。


つまり、同意が無く送られてくる迷惑メールは
これにあたる場合が多いのです。


だからと言って、
書いてあるメールアドレスに「違法だ」と
送ってはいけません。


そこで利用したいのが

「迷惑メール相談センター」

迷惑メールとしてきたアドレスを入力し、
他にも多く同じメールアドレスが来ていれば、
そのメールアドレスを停止することができます。


私はここを利用している訳ではありませんが、
ドコモメールの「迷惑メール報告」で
いつも迷惑メールを送っています。

効果はあるのでしょうか、
一時期よりは減っている気がします。



逆に自分がそういった「広告宣伝メール」を送る場合、
注意しなければならない事があります。

まずはもちろん、
「同意を得て送ること」

そして、
・受け取り拒否の通知を受け取るメールアドレスの記載

・↑の受け取り拒否が出来る旨を記入

・送信者の住所

・問い合わせが受けられる電話番号、メールアドレス、
URLなどの記載

が必要となります。
自分で何かを発信、宣伝する時は注意したいですね。



迷惑メールが届くのは、私の場合よく使う
「ドコモメール」だけなのですが、

他にも使っている「Gmail」には
迷惑メールというものが来たことがありません。

もちろん使用頻度にもよると思いますが、
Gmailは元々、迷惑メールに強くなっているようです。



現在は減少した迷惑メールですが、
2009年は迷惑メールの割合が全体の9割にも
上ったそうです。



私がメールを自分で送信するのは、
たいていが自分宛のものです。

AndroidスマホからMacへ画像を送りたい時などに、
メールに添付して自分に送るのですが、

添付ファイルは基本付けない方がいいんだそうです。

大きいファイルになってしまうと、
相手に大きな負担がかかり、迷惑になってしまうからです。
場合によってはウイルスが入り込んでしまうことも。


もし送る場合、
ファイルを圧縮する、
無料のクラウドサービスにアップロードして、
URLを相手に送る
などの配慮が必要となります。



もはやメールを使う機会などほとんど無い私たちですが、
LINEやTwitterは使う機会が非常に多いですよね。


Twitterには文字制限というものがありますが、
これは日本語からしたら長いんだそうで、
逆に英語圏からすると短いんだそうです。

これが日本でTwitterが人気の理由?
とも言われていましたが…実際どうなんでしょう。

英語圏では文字数を増やす試みも始まっており、
これで利用者が増えればその仮説は
立証されたことになる…のかもしれません。



そしてLINE、
これのスゴい所は沢山あるのですが、
まずその中の1つとして、
「他キャリアにも無料でメッセージ、電話が可能」
というものがあります。

LINEが登場した少し後、
携帯会社も他キャリアへの
メッセージを送信可能にしたのですが、

それはなんと有料。

全く普及しませんでした。



しかしめげない携帯会社。
「+メッセージ」というサービスを開始して、
LINEに対抗しようとしています。

私はこの機能、
ドコモかAppleからのメッセージくらいでしか
使ったことがありませんが、

LINEに対抗できるアプリとなりうるのか…。



LINEは元々、
災害時の連絡用として開発されたアプリで、

その名残は「既読機能」に現れています。

迷惑だと思う人ももちろんいるでしょうが、
災害時にこれがいかに重要であるかは、
考えれば分かるのではないでしょうか。



家族と連絡をとる時、
もちろん有効活用したいLINEですが、

万が一、LINEが使えなくなった時のために
もう1つ、
連絡手段としてSNSを持っておくのがいいそうです。

その手段として、
Twitterの鍵アカウントを家族で共有する、
という方法。


Twitterは、東日本大震災の際にも
サーバーダウンしなかったSNSです。

使い方、パスワードを家族で共有して
いつでも使えるようにしておくのがいいですね。



メッセージを送信する方法として、
現在も様々なツールが開発されています。


Bluetoothで周りと繋がるSNSや、
Googleで顧客とメッセージのやりとりが
可能になるサービス、
500m離れた相手とスマホ無しで会話が可能な
ワイヤレスイヤホンなど…。


いつか来る災害へ備えたもの、
インターネットが使えなくなった時のためのもの、
様々なツールがありますね。

家族で共有して、災害に備えていきたいです。



今日はこの辺で、
閲覧ありがとうございました。