第十四回

こんにちは。

今回はテストまでもう少しということで、
これまでに出されたテストのヒントに対する
自分なりの回答を載せていこうと思います。



・インターネットが更に普及する鍵は?

今後さらにインターネットが普及するには、より深く生活にインターネットが結びついていればいい。
その分かりやすい例の一つに「IoT」がある。
生活用品、家とインターネットが繋がることで、生活は一変し、より暮らしやすくなることが見込める。

しかしIoT普及に向けた課題は多い。
まず、今までPCかスマートフォンからの接続が主だったところに、倍以上のモノが入ることになる。
データ通信料は多くなり、既存の通信規格ではまかないきれない可能性が高い。
これは、2020年春実装予定の次世代通信規格、5Gによって解決させることが可能ではないだろうか。

コスト面での心配もある。
新しくIoT対応の電化製品を揃えるのは経済的に余裕がなければ厳しく、通信料金も今までの比にならない。一気に実装するのは難しい。




・世界のウェブサイト数19億、今年初めて減少したのはなぜか

ウェブサイトへの需要があった時代は長く、SNSの人気が高まってきた際にも、しばらくは同時に存在していたが、
ウェブサイトよりSNSを開く時間がだんだんと多くなっていった結果、ウェブサイトの需要がなくなってしまった。




・検索しない人間になる為に必要なこととは何か?

現代の人間は、検索のしすぎによって脳が情報で飽和している状態と言える。
スマホ、ネット依存がその原因にあり、極端な話、インターネットをやめれば検索はしなくなる。
すぐ検索をしても脳に情報が残りにくい。
まずは自分で考えてみる、検索ではなく、身近な人に聞いてみる方が記憶に残りやすい。




Twitterが世界で流行るにはどうしたらいいか?

日本語と英語は「文字数」に特に差がある。
古典時代短歌で心情を表現してきた日本語では十分な文字数が、英語においては圧倒的に足りない。
すでにTwitterでは実装されているが、英語版の文字数上限を増やすことによって、英語圏の人々にも使いやすいTwitterになる。




スマートフォンの普及で新たにダメージを受けるサービス、モノは何か?

カメラ 画質の向上によってデジカメの購入者が減少することが考えられる
実店舗 オンラインショップをどの店も配置することによって減少、働ける人が減る




・自分の人生をキュレーションするにはどうしたらよいか?

SNSでただ流れてくる情報を流し見して、広く浅くの知識を得るだけでなく、本当に自分が好きなモノはなんなのか、
深く掘り下げることによって、生涯をかけて好きと言えるものが見つかるのではないか




Yahoo!とLINEの経営統合が決定、Yahoo!的な要素が強くなるとどんなLINEになる?

今までyahooでできていた機能(オークション、旅行先のホテル予約)がLINEでできるようになる、カテゴリが今以上に増え、検索機能も追加されるのではないか




・位置情報を使ったサービスを一つあげ解説、さらに気をつけることは?

ポケモンGO系のゲーム 歩きスマホ・フレンドと位置情報を共有できるようになった場合、見知らぬ人に位置情報が漏れてしまう可能性がある。




・動画投稿が一般化して大衆化していく中で気をつけるべきことは?

ハードルが低くなったことによって個人情報が必要以上に流出してしまう、
人気を得るために過激な行動に出る投稿者が出る可能性が高まる、投稿者が増えるため著作権に反する動画を取り締まりきれなくなる可能性。




・5Gならではのライブ配信、危険性として考えられることは?

動画の鮮明化によって指紋、虹彩が採取されてしまう可能性
ライブ配信そのものの増加、同じ人が同時に複数の配信を行う。




・紙媒体の著作権を守るにはどうすればいいのか?

画像から文字をテキストとして変換する機能を普及させ、写真でネット上にあげられても察知できるようにする
紙に特殊な加工(お札にあるようなもの)を施し、もし写真撮影されてアップロードされても、出版社は察知できる機能




こんな感じでしょうか。テストがあまり難しくないことを祈ります。

第十三回

こんにちは。

この情報リテラシー論レポートもついに第十三回になり、

授業も残すところあと二回となりました。

 

不真面目な週もありましたが、

レポートは毎週必ず出してきたことに少し感動を覚えています。

 

細々と、最後まで書いていきたいと思います。

 

 

 

今回のテーマは「画像認識の技術と流出問題」です。

 

生物基礎や生物の授業で、進化についての話を聞いたことがあるでしょうか。

その中に「カンブリア紀の大爆発」と呼ばれる、

生物が一気に多様化したポイントがあります。

 

授業を受けていた頃の私は、

アノマロカリスやオパビニアなんかを見て「すげーなー」くらいにしか

思っていませんでした。

 

ここで一気に生物が増えたのは、「」を手に入れたからだと

言われているそうです。

 

確かに、それ以前のエディアカラ生物群を思い出してみると

柔らかく、目の無い無脊椎動物が少しいる程度、だったような。

 

 

それだけ生物にとって「眼」を手に入れたことは大きなイベントで、

現在も、おそらく知覚情報の半分以上

私たちは「眼」によって得ています。

 

見る情報、として代表的なものの一つに「写真」がありますね。

人類最古の写真は1838年に撮影されたものらしく、

これを聞くと写真にはもう随分長い歴史があるということが分かります。

 

しかし驚くべきことに、

ここ1年の間に撮られた写真の数は、写真の誕生から現在まで撮られた写真の数の

約10%にのぼるんだそうです。

 

FacebookInstagramの影響力の大きさを感じます。

 

 

 

写真や画像をインターネットで探して、お気に入りの画像をまとめて保存しておける

Pinterest」というSNSを最近使っている人は多いのではないでしょうか。

 

このサービスは、「コルクボードにお気に入りの写真をピンで留める」行為の

デジタル版というべきもので、簡単に多くの画像を探して

好きなだけ保存しておくことができます。

 

これらの画像はPinterestにオリジナルが投稿されたものではなく、

ほとんどはGoogleTwitterなど他のサービス、サイトから持ってきたものです。

 

 

画像を探し出すことに長けたPinterestには、

「ズームイン検索」という画像検索機能があります。

この機能は画像の一部を切り出して、

その部分に似た画像を検索して探し出してくれるという非常に画期的な技術です。

 

この機能はInstagramGoogle画像検索でもできないもので、

 

この画像のこの動物、モノを使いたいが名前が分からない、

そういったモヤモヤを解決してくれます。

 

 

これは元からある画像のみに適用できるわけではなく、

Pinterestカメラを起動し、スマホで直接撮影した写真を使うこともできます。

 

これも色味や形を認識して独自に検索しており、

Google検索結果とは全く違った結果が出てきます。

 

 

 

ですがGoogleレンズももちろん、最近では画像検索に対応しています。

Pinterestより遅い実装ではありましたが、

範囲指定して類似検索などが行えるようになっています。

 

 

 Googleはその広い検索範囲を利用して、

画像そのものを利用して検索が行えるようになっています。

 

Googleレンズを使用して製品を写すと、

その製品を認識して検索してくれるようにもなっています。

これも名前のわからない製品を探したいときに便利な機能ですね。

 

 

Googleの画像検索も多くの人が利用する便利なコンテンツですが、

これを使いたい、という時に気にしなければならないのが

著作権」の問題になってくると思います。

 

実はGoogle検索の設定で、「再使用が許可された画像

でフィルタリングすることができます。

私も今回初めて知ったのですが、これで使いたい画像が探しやすくなるので

利用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

このように、検索の幅はさらに広がり、

キーワードというより「画像検索」の需要が高まっているように感じます。

 

そんな中、検索に利用するツールはGoogleだけではなくなってきているんだそうです。

若者中心に、Instagramを検索ツールとして利用する人が多くなっているらしく、

GoogleTwitterに次ぐ利用頻度だそうです。

 

 

なぜInstagramを検索ツールとして利用するのか?

これは画像検索をしてみることでよく分かります。

 

Instagramの検索結果をGoogleの検索結果と比べてみると、

Googleでは「定番、多くの人がイメージしている」そのものの画像が出てきます。

一方Instagramは「流行の商品、多くのいいねがついた画像」が中心に

出てくるようになっているため、

よりトレンドが分かりやすくなります。

 

Instagramにおいては、「ハッシュタグ」を利用することによって

写真を絞り込むこともできます。

 

 

 

自分の写真フォルダ内をキーワードで検索できる機能も登場しています。

Googleフォト、Microsoftマイドライブ、iPhoneでは、人工知能を利用した

画像認識技術によって、キーワードからそのものが写った写真、画像を

絞り込むことができるようになっています。

 

 

実はこういった機能は、amazonが2010年にすでに活用していました。

amazonフォト検索では、書籍の表紙の写真から商品を探すことができました。

 

 

 

スマホをかざすことでモノを検索できるアプリは結構あるようなので、

ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

AIによる画像認識は、写真だけでなく、絵の認識技術も発展してきています。

 

Googleの「auto draw」や「quick draw」というサイトで

絵を描くことによって人工知能が何を描いているか当ててくれます。

 

どんなに下手くそでも大抵認識してくれるのですが、

「ご飯」や「寿司」と言った米系のものは出てきてくれませんでした。

 

面白いのでもっとやってみて何が出てこないのか探してみたいですね。

 

 

 

こんな便利な機能も生まれています。

写真の中の「人物」だけを切り抜いて透過画像にする

以前まではPhotoshopなどでやっていた作業を一瞬でできるようになります。

 

 

 

「文字」ももちろん認識できるようになっています。

Chrome拡張機能「Project Naptha」を使うと、

ウェブ上の画像内の文字を通常のテキストのように選択、

コピーできるようになります。

 

これはただ打ち込まれた文字の画像だけでなく、

写真の看板に書かれた文字まで認識することができます。

 

 

実はLINEでも似たような機能が利用できます。

「文字起こし ばりぐっどくん」というアカウントを友達追加して

文字の写った写真などを送ると、自動で文字起こしをしてくれます。

 

どうやら検索では出てこないらしく、

QRコードかリンクでの追加となっているようです。

興味のある方はやってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

「Clarifai」というソフトを使って、

動画内に映ったモノを認識させることもできます。

例えば動画内に5秒ほど「りんご」が映る場面があれば

その部分を認識して「タグ付け」してくれるというものです。

 

 

 

このように、画像認識の技術は近年飛躍的に発展し、

便利な機能が様々生まれています。

 

そしてここから生まれるリスクはなんでしょうか。

人の「」、これが誰であるかさえ高精度で認識できてしまうことです。

 

人の顔を認識できてしまうことで、その顔を誰かと置き換えられて

風評被害にあったり、

Googleでも同一人物の写真が探せてしまう可能性が高まったりします。

 

顔認証というものも生まれ、顔が一つのIDとなった時代、

悪用されないための方法を考えていく必要がありますね。

 

 

今回はこの辺りで、閲覧ありがとうございました。

第十二回

こんにちは。

最近ずっと雨か雪で、憂鬱な気分が続いていましたが、

今週になって綺麗な青空を見ることができて、

気分も少し上向きです。

 

気分が上がると、制作意欲も湧いてきて、

長時間作業をしていても集中が途切れないですよね。

ずっとコレだったらいいのに。

 

と、思いながら、今回もやっていきたいと思います。

 

 

何か作業をする時、音楽を聴きながらやる人、

結構いますよね。私もよくやります。

 

音楽ではなくて、「ラジオ」を聴く人はどれくらいいるでしょうか。

今回のテーマは「ラジオと音声技術の未来性」

です。

 

 

 

私の実家は専業農家であり、父も母も祖父も、

一日中花や野菜の手入れをしているのですが、

大抵作業中はラジオを聴いています。

 

ハウス内に人が多いときはラジカセで、

少人数や一人での作業中はスマホradikoを使っています。

 

私がラジオを聴いた記憶といえば、

手伝いをしていた時に聴いていたくらいなのですが、

 

聴いてみると案外内容は面白いですよね。

音楽番組じゃなくても、企画が楽しいものだったり、

テレビと違って、聴覚だけを意識しているから

とても聴きやすかったり、

 

作業をするのにはもってこいだと思います。

 

 

ラジオには周波数の違いで

「AM」と「FM」があり、

昔はどちらもニュースや娯楽として広く親しまれていましたが、

言わずもがな、テレビの登場によって急激に衰退してしまいました。

 

 

違いとしては、

「AM」は波長が長いため遠くまで届くが、音質が悪くなりやすい

「FM」は高音質だが届く範囲が狭い

 

といったところでしょうか。

 

AMラジオはもう虫の息、そろそろ消えるとも言われているのですが、

FMラジオの方は、最近持ち直しているようであり、

少し期待が高まってきている状況です。

 

実は、海外においてラジオはまだまだ人気であり、

聴取時間でいえば日本の約6倍聞かれているんだそう。

 

 

ラジオが役立つ場面として、一つあげられるのは

やはり「災害時」ではないでしょうか。

 

3.11東日本大震災の際に防災ラジオが注目され、

地震が起こったその時にちょうど放送していたニッポン放送では、

その後CMなしで62時間放送し続けたんだそうです。

 

熊本地震の際は、

NHKが自社のwebサイトでサイマル(同時)放送を行うなど、

ラジオの有用性が再確認されたともいえます。

 

リアルタイムの情報が得られる上に、

テレビと違ってどこでも聴くことができるラジオは

防災として聴けるものを一つは持っていたいところですね。

 

 

 

長岡市にも防災ラジオの普及に大きく貢献している企業があるそうです。

「ワキヤ技研株式会社」の開発した防災ラジオは、

緊急地震速報発令時に自動で起動し、

約1秒で情報を伝達できる機能を持っています。

 

普通のラジオが欲しいわけではないが、

災害時に素早く逃げるために早く情報が欲しい、

そんなニーズに応えた製品と言えます。

 

 

 

とは言えラジオを聴く人は例によって高齢者が多く、

若者向けの番組もあるのに若者にはほとんど普及していません。

 

衰退したAMラジオをFMラジオに統合させることで、

より高音質にして聴取者を増やす試みも始まっています。

 

先ほどちらっと書いた「radiko

これは全国のラジオをインターネットで放送するアプリであり、

私もスマホに入れています。

 

聴取方法を多様化させることでも聴取者を増やす狙いですね。

 

無料で聴けるのは住んでいる地域で受信できるものに限るそうですが、

有料サービスでは全国の好きな放送を聴くことができます。

(加入している放送局のみ)

 

しかし災害時にエリアフリー放送(有料)を無料にしたことがあるらしく、

本当にやるべきだったのか否か、という問題もあるんだそうで。

 

 

 

しかし、インターネットで聴ける、という点は

先ほど書いたように聴取者の幅が広がるという利点であると言えます。

 

 

radikoでは、聞き逃した番組も1週間無料で聴けるサービスを行っており、

途中から聴き始めた人も最初から聴くことができます。

 

ぜひテレビにも導入して欲しい機能ですね。

 

 

radiko以外のインターネットラジオ放送サービスももちろんありますが、

やはり使いやすいのはradikoではないでしょうか。

 

ぜひ一度アプリをインストールして使ってみてください。

 

 

 

しかし、インターネットで聴いているのならば、

FMラジオである意味があるのでしょうか?

 

ノルウェーでは「FMラジオ」を終了し

完全にデジタルに移行したんだとか。

聞けばデジタル放送の方がFMに比べメリットが多く、

逆になんでまだFMAMなんて使ってるの?という考えだそうです。

 

 

ネットによる生放送の話が以前ありましたが、

ラジオも配信できるのが現代。

 

Podcastでラジオの録画番組を配信することができます。

ツイキャスでもラジオ配信が可能になり、

簡単にラジオに挑戦できるようになっています。

 

 

 

音声認識技術も、ここ数年で飛躍的に発達しており、

最近では、会議の録音データを自動で文字に起こすことができたり、

Twitterでも音声による入力の方が普通に文字を打つより早いんだそうです。

 

 

OK Google」や「Hey siri」で思い浮かべる、

スマホ内蔵のアシスタント機能も、様々な機能が追加されており、

使いやすさ、利便性が向上しています。

 

Googleアシスタントについては、音声から履歴を遡ることも

できるようになっています。

 

 

 

電話、というのは、実は聞こえているのは相手の声ではないことを

知っている方はどれだけいるでしょうか。

電話に向かって話した声は、デジタル信号に変換され、

元からある声の情報から一番似ている声を届けているのです。

 

 

音声は文字情報としては小説よりも多く、

文字起こしができれば、検索に引っかかりやすくなるため、

検索に強いコンテンツとなるでしょう。

 

 

未だGoogleにおいても、音声や音源を検索することはできず、

かろうじて鳴き声が検索できる程度です。

 

 

 

音声解析技術の発展は、新たなYoutuberや映像作品を出現させるかも

しれませんね。

 

今回はこの辺りで、閲覧ありがとうございました。

 

 

第十一回

こんにちは。
最近天気も悪く、寒い日が続いていますね。
こちらに来て8ヶ月、
長岡の天気予報はあまり信用出来なくなりました。

そろそろ雪が降るんじゃないか、
と少し、いやかなり怯えながら
今回もレポートを書いていきたいと思います。



今回のテーマは「苦戦する紙媒体と電子書籍」です。



現代は本離れが進んでおり、
1年間で全く読まないという人は約4割もいるそうです。

私も本を読むほうではないのですが、
本を読んでいる人の方が、
考え方にも自分の意見を持っていたり、
頭もいいんだとか。


インターネットで知りたいことが知れる時代ではありますが、
本を読むことの意味ももちろんあるわけですね。


そんな中、紙媒体としての本の形を持たない、
データで構成された本、「電子書籍」が登場したのも、
今では昔の話となりました。


日本では流行らないと言われており、
未だに紙の本以上に普及しているとは言えません。


本を読まない人は増えてきていますが、
若者は文字離れをしている、というわけではなく、
インターネット上のブログ記事、ニュースを読んだり、
逆に自ら発信する人も多いんだとか。

10代、20代のテキスト系メディア使用時間は
一日平均50分程です。

逆に新聞記事、その他本を読む時間は
他の年代に比べて極端に低く、
私たちの年代がいかにインターネットに依存しているかが
よく分かりますね。



時代の流れに最も影響を受けている紙媒体と言ってもいい「新聞」。
発行部数は1987年をピークに減少し続けています。
インターネットの登場がほぼ同時期である事からも推察できます。



かと言って新聞は紙だけなのか、と言われるとそうでもなく、
もちろんweb版も登場しています。

web版は無料で読める部分と有料版とがあり、
各社力を入れているものの、有料版の購読者も多くはありません。


そんな中、有料でも購読者を増やし、黒字に成功しているのが、

「NewsPicks」

というサイト。


無料部分もデザインにこだわったハイクオリティなものになっており、
有料でも読みたい、と思わせる記事が作られています。

つまり、有料でも「面白ければ」読んでくれる人はいるわけですね。



新聞の発行部数は減少している、と書きましたが、
世界的に見ると、日本での発行部数が一番多いんだそうです。
1位2位、トップ10内で見ても5つランクインしているほど。

読む人がそんなに多いのか?と思われそうですが、
これはあくまで「発行部数」であるため、
「購読者数」でない点に注意したいところ。

新聞の勧誘が実家か、一人暮らしをしてから来たことがある人は
どれくらいいるのでしょうか。

最近は勧誘がエスカレートしているらしく、
おまけとして洗剤どころか一万円までくれるようになっているんだとか?

新聞取ってもらうために一万円あげるというのは、
利益として割にあっているようには思えませんが…



新聞社の数だけ新聞があり、
新聞の数だけ解釈があります。

一つのニュースを記事にするにしても、
新聞社によって違った書き方をするため、
実際の内容とは少しズレた解釈をしている場合もあります。

もし一万円をもらって新聞を読むなら、
その一万円を使って出来るだけたくさんの新聞を読み、
自分の考えを持ってから気に入った新聞を取るのがいいのではないでしょうか。



有料でも「面白ければ」読んでもらえる、
これに成功して全国に購読者を持つことができた地方新聞があります。

「みやざき中央新聞」といい、
記事に取り上げる内容の面白さが人気の秘密なんだとか。



新聞が欲しい、と思う機会が何かあったかと言われれば、
その内容に関するものは少なく、
大抵「書道で使う」「工作で使う」「焼き芋で使う」
くらいなものでした。(個人の感想です)

他に「欲しい」と思わせる要素を使ったサービスが、
自分の生まれた年月日の新聞が発行できるサービス。

どんな記事が書かれていたのか、
なんとなく気になってしまうと思います。



新聞と同じく、他の紙媒体も発行部数が減少しており、
それに伴って書店の数も減少の一途をたどっています。

なんと、20年で半分以下にまで減ってしまったんだそうです。


思った以上に深刻な状況でしたが、
以前紹介した「一万円選書」などの様々な工夫によって
なんとか書店は生き残っているのでしょう。


そんな中、紙の本もインターネットを使って様々な形に進化しています。


例えばスウェーデンでは、「書籍の自動販売機」なるものが
登場しています。

データを元に、購入されてからその場で印刷するというシステムで、
これによって雑誌などの売り切れを防ぐことができます。


紙で作るよりデータで作る方が楽なのはいうまでもないことで、
最近ではPDFファイルを一冊から紙の本として印刷できるサービスや、

Amazonでは電子、紙媒体ともに簡単に出版できるようにまでなっています。
しかもAmazon上で多く売れれば、
実際に書店に並ぶこともあるんだとか。

自費出版が楽になり、マニアックな本が増えていくのもまた面白いかもしれません。



雑誌はどれだけ発行部数が減少しているのかというと、
日本雑誌協会」で
雑誌ごと見ることができます。

www.j-magazine.or.jp

時代の流れによって消えた雑誌も多く、
特に子供向けの「小学〜年生」シリーズが
少子化の煽りも受けて一年生以外休刊になってしまっています。

四〜六くらいまで読んでいた記憶があるので、
少し寂しい気もしますね。



そんな中、いまだに根強い人気を誇る雑誌が
週刊少年ジャンプ」です。

ジャンプもweb版の配信を開始しましたが、
ここで他と違ったのが、
「紙版との値段を変えない」という点。

価値は紙にあるのではなく、
中の漫画、内容に価値があるとしたためです。

電子版の方が安くなる、というイメージを覆し、
ジャンプというブランドを守り抜く姿勢は、
他の出版社も学ぶべきなのではないでしょうか。


自社だけでは売れない、と考えた出版社は
「dマガジン」という、月400円で雑誌が読み放題になる
ドコモのサービスに加入するなどして生き残ろうとしています。


それもまた一つの生存戦略と言えるのでしょうか。


漫画は近年、作品数で言えばアプリやwebで読む数が
紙で読む数より多くなっているという人、多いんじゃないでしょうか。


今までは、もともと紙だった漫画を電子書籍版にしたものが主だったので、
読み方は紙と同じく、ページをめくるような仕組みのものが多くありました。

しかし現在、電子書籍のみの作品も増えてきているため、
スマホで読むことに適した、縦スクロール型の漫画も増えつつあります。



と、電子書籍の普及しない日本においても、
じわじわとその勢力を広げてきています。


紙の本は積み重ねてあると、自分の読書歴や
今までの蓄積がわかりやすく、またかっこよく思えますね。

しかし、逆に「かさばる」「重い」などの欠点もあるのが事実。


2010年には、本を処分する他に、スキャンしてデータを保存してくれるサービスが登場しています。


思い出はその「中身」なのか、それとも「本そのもの」なのか…
うまく付き合っていく方法を模索していきたいところですね。


今回はこの辺りで。
閲覧ありがとうございました。

第十回

こんにちは。
前回は動画投稿を仕事とする「YouTuber」
の話が少し出てきました。


YouTuber以外にも、動画を使って
稼いでいる人もいるようですね。

今回のテーマは「様々な動画とネット生配信」です。



動画は写真、画像に比べて容量が大きいので、
直接送ることは少ないかもしれませんが、

FacebookやLINEでも送ることができます。

YouTubeの「限定公開」を使うと、
URLを知っている人だけに動画を見せることができます。

非常に便利な機能ですね。



以前の講義で、スマホが普及したことによる
縦比率の長い動画が登場したという話がありましたが、

これを上手く活用した動画が数多くあります。

スマホのホームやロック画面、
通知などを忠実に再現して
まるで自分のスマホがジャックされたようになる、

面白いものがありますね。


講義中に1つ見ましたが、
私が以前見たものに似たようなものがあります。


世にも奇妙な物語」のネット版予告で、
PCでもスマホでもサイトにアクセスすると、
画面内に閉じ込められた女の子が
こちら側の画面を叩いてくる、
という中々恐ろしいものでした。

スマホ版はiPhoneの画面を再現したものだったので
Androidを使っていた私には
いまいちしっくり来ない画面でしたが。



動画そのものを加工することで、
意外な面白さが生まれるというのは、
基礎造形実習で映像をやった時に実感しましたが、

現代ではスマホで撮った動画を
ごく簡単に加工できるようになりましたね。


例えばタイムラプス動画。
長い映像を早送りにすることで、短時間で
過程を表現することができます。
星を一晩中撮影した映像を見たことはあるでしょうか。


逆に、スローモーションにするという方法もあります。
スローモーションにする良さは、
料理を撮った映像で特にあらわれるんだそうです。

肉汁や、麺類の動きをよりじっくり見せることができ、
美味しそうに魅せることができます。



今や縦動画の代表として君臨する「Instagram
ここでも様々な加工ができるようになっているんだそう
(私は全くやっていませんが)

Instagramで視覚に訴える加工をするのは
音を出さずに見ることが多い場合、
とても効果的であるといえます。



短い動画、というキーワードから
Vine」というアプリを
思い出す人もいるのではないでしょうか。

私は入れていませんでしたが、
テレビで「大関れいか」さんがよく紹介されるようになり
Vineの存在を知りました。

いつの間に終了したのか…
かなり人気で期待度も高かったようですけどね。


Vineの動画の長さは6秒、
これはTwitterのスクロールの長さを意識した
時間だったといいます。



現在大ブレイク中の「TikTok」は、
15秒の動画となっています。

テレビで流れるCMと同じ長さなのに、
CMのほうがうっとおしく感じてしまう人のほうが
多いのではないでしょうか。

どうやらこの15秒、という数字は
Instagramでも意識されているようで、
ストーリーは15秒のものが10本繋げて
投稿ができるようになっているそうです。

SNSにはSNSに適した動画の長さというものが
あるんですね。



スマホSNSへの投稿へ特化し始めている部分があります。
iPhoneには、スマホの画面をそのまま撮影できる
機能が付いており、内部音声、外部音声共に
収録することができます。

私の使用しているXperiaは、
未だに外部音声しか収録できず、
さらに言えばスクリーンショットすら面倒な動作があります。
ここは本当に改善して欲しい機能の1つだと思っています。


もしかして、SSのしやすさも、
iPhoneが若者に選ばれる理由だったりするんでしょうか?



VR(バーチャルリアリティ)、というものがありますね。
映像はこれにも対応し始めています。

専用のカメラを使用して撮影すると、
360度回転できる動画を作ることができます。

これをVRレンズを使って見ることで、
映像の中に自分がいるような感覚が
味わえる、ということですね。


これはもちろんYouTubeと、
FacebookやLINEに導入されているほか、
通販サイトの商品プレビューにも
使用され始めているんだとか。



一昔前にネット界隈で流行った
GIFアニメーション」というものがありますが、
これもHPやSNSに簡単に投稿できるようになったそうです。
言葉を使わないコミュニケーションとして、
Twitterでも様々なGIFを投稿できるようになっていますね。



ここまでインターネット動画が盛り上がっている中、
テレビ業界はどうなっているのでしょうか。

テレビは災害時、速報を多くの人に伝え、
どこで何が起きているのか正確に放送する必要があります。

震災後に始まった「サイマル放送
これは、同時刻に同じ番組を異なるチャンネル、
媒体で放送することであり、
災害時により多くの人に伝達するのに役立っています。


インターネットにもテレビはもちろん進出しており、
1週間だけテレビで放送した番組を見返すことができる
TVer」というサービスが始まっています。

これはテレビを見る人にとっては
本当にありがたい機能ですね。

録画をし忘れて見逃すなんてことよくありますから。



インターネット上にもテレビがあるのをご存知でしょうか。

「AbemaTV」がそこに挙げられます。
限定番組などを放送するサービスなのですが、
200億もの赤字を抱えているんだとか。
そこまでして続ける意味はあるんでしょうか。


動画と共に勢いを増してきたコンテンツとして、
生放送」というものがあります。
テレビでもたまにやっていることはありましたが、
様々なアプリを利用して、一般の人も
簡単に生放送を行うことができるようになっています。


声のみのラジオ形式のものから、ゲーム実況、
顔を出して配信するものまで、
最近は大人気のコンテンツですね。


FacebookTwitter、LINEでできるのはもちろんですが、
人気すぎるあまり、逆にアプリが多すぎるのが
現状です。

そんなに楽しいのだろうか…と私は思いますが、
これでお金が貰えたりもするそうですから驚きです。


新たな職業は毎年増えていくんですね。
今日はこの辺りで、閲覧ありがとうございました。

第九回

こんにちは。

皆さんはテレビをよく見るほうでしょうか。
私は一人暮らしになってからというもの、
テレビを全く見なくなってしまいました。

見たいと思うほど興味のある番組が
元から無かったのかもしれません。

それよりも、YouTubeニコニコ動画といった
動画サイトで、好きな投稿者の動画を観る、
そんな時間のほうが圧倒的に多い気がします。



今日はそんな話。
「テレビの衰弱と動画メディア」についてでした。



スマホが普及したことで、
今までPCだけで閲覧可能だった動画が
いつでも手軽に観られるようになりました。
(wifi下が推奨されるのは言うまでもありませんが)


ガラケーでも「ワンセグ」といって、
テレビを観ることができましたね。

アンテナの向きをあちこち変えて、
それでも写りが悪くてイライラしていた記憶があります。


テレビというコンテンツが危機感を感じたのは、
スマホだけではありませんでした。

それは「映画」というもので、
テレビより画面が大きくて音も大きくて
ポップコーンも食べられるなんて完全に上位互換では、
などと危惧されたようですが、

実際はそこまで脅威にならなかったんだとか。

映画は映画、テレビはテレビで
住み分けが出来ているように思います。



それでは動画サイトはどうでしょうか。

2012年には携帯で観るコンテンツが、
テレビからYouTubeに切り替わったと言います。

利用時間で言えば、
日本においてデジタルコンテンツがテレビを上回ったのは
2018年なんだとか。

いよいよテレビも、
何か動画サイトに無い、興味を引きつけるコンテンツを
用意しなければ生き残れない
時代になっているんでしょうか


動画サイトのいい所は、
自分の好きなジャンルに絞って
たくさんの面白い映像をみることができる点にあります。

「ゲーム実況」
これは、私も1人だけ好きで見ている実況者がいますが、
確かにテレビでやっているのを見たことはありませんね。

eスポーツ大会が地上波で放送される日は
来るのでしょうか?



動画サイトが賑わう理由の一つに
「広告収入」というものがありますね。

YouTuberや生主といった、映像でお金を稼ぐ、
それで食っていける人がいるんですから驚きです。



知り合いにYouTubeを始める、という人がいますが、
どうでしょうか、成功するのでしょうか。

始める人を間近で見られるのは初めてなので、
とても楽しみですね。



動画作りというのは難しく聞こえるかもしれませんが、
実際、やってみるとそこまで難しくないものです。


最近はiMovieという有料アプリが
無料で使えるようになったんだとか。

高度な動画編集を、スマホ1つで行うことができます。

興味のある方はやってみてはいかがでしょうか。



もちろん、世界に向けて公開する時は
気をつけなければならないこともたくさんあります。

著作権、肖像権、薬機法など…

動画を撮るだけではない、
YouTuberの意外な努力が垣間見えるような気がします。




今日は大変短いですがこの辺りで。
閲覧ありがとうございました。