第十回

こんにちは。
前回は動画投稿を仕事とする「YouTuber」
の話が少し出てきました。


YouTuber以外にも、動画を使って
稼いでいる人もいるようですね。

今回のテーマは「様々な動画とネット生配信」です。



動画は写真、画像に比べて容量が大きいので、
直接送ることは少ないかもしれませんが、

FacebookやLINEでも送ることができます。

YouTubeの「限定公開」を使うと、
URLを知っている人だけに動画を見せることができます。

非常に便利な機能ですね。



以前の講義で、スマホが普及したことによる
縦比率の長い動画が登場したという話がありましたが、

これを上手く活用した動画が数多くあります。

スマホのホームやロック画面、
通知などを忠実に再現して
まるで自分のスマホがジャックされたようになる、

面白いものがありますね。


講義中に1つ見ましたが、
私が以前見たものに似たようなものがあります。


世にも奇妙な物語」のネット版予告で、
PCでもスマホでもサイトにアクセスすると、
画面内に閉じ込められた女の子が
こちら側の画面を叩いてくる、
という中々恐ろしいものでした。

スマホ版はiPhoneの画面を再現したものだったので
Androidを使っていた私には
いまいちしっくり来ない画面でしたが。



動画そのものを加工することで、
意外な面白さが生まれるというのは、
基礎造形実習で映像をやった時に実感しましたが、

現代ではスマホで撮った動画を
ごく簡単に加工できるようになりましたね。


例えばタイムラプス動画。
長い映像を早送りにすることで、短時間で
過程を表現することができます。
星を一晩中撮影した映像を見たことはあるでしょうか。


逆に、スローモーションにするという方法もあります。
スローモーションにする良さは、
料理を撮った映像で特にあらわれるんだそうです。

肉汁や、麺類の動きをよりじっくり見せることができ、
美味しそうに魅せることができます。



今や縦動画の代表として君臨する「Instagram
ここでも様々な加工ができるようになっているんだそう
(私は全くやっていませんが)

Instagramで視覚に訴える加工をするのは
音を出さずに見ることが多い場合、
とても効果的であるといえます。



短い動画、というキーワードから
Vine」というアプリを
思い出す人もいるのではないでしょうか。

私は入れていませんでしたが、
テレビで「大関れいか」さんがよく紹介されるようになり
Vineの存在を知りました。

いつの間に終了したのか…
かなり人気で期待度も高かったようですけどね。


Vineの動画の長さは6秒、
これはTwitterのスクロールの長さを意識した
時間だったといいます。



現在大ブレイク中の「TikTok」は、
15秒の動画となっています。

テレビで流れるCMと同じ長さなのに、
CMのほうがうっとおしく感じてしまう人のほうが
多いのではないでしょうか。

どうやらこの15秒、という数字は
Instagramでも意識されているようで、
ストーリーは15秒のものが10本繋げて
投稿ができるようになっているそうです。

SNSにはSNSに適した動画の長さというものが
あるんですね。



スマホSNSへの投稿へ特化し始めている部分があります。
iPhoneには、スマホの画面をそのまま撮影できる
機能が付いており、内部音声、外部音声共に
収録することができます。

私の使用しているXperiaは、
未だに外部音声しか収録できず、
さらに言えばスクリーンショットすら面倒な動作があります。
ここは本当に改善して欲しい機能の1つだと思っています。


もしかして、SSのしやすさも、
iPhoneが若者に選ばれる理由だったりするんでしょうか?



VR(バーチャルリアリティ)、というものがありますね。
映像はこれにも対応し始めています。

専用のカメラを使用して撮影すると、
360度回転できる動画を作ることができます。

これをVRレンズを使って見ることで、
映像の中に自分がいるような感覚が
味わえる、ということですね。


これはもちろんYouTubeと、
FacebookやLINEに導入されているほか、
通販サイトの商品プレビューにも
使用され始めているんだとか。



一昔前にネット界隈で流行った
GIFアニメーション」というものがありますが、
これもHPやSNSに簡単に投稿できるようになったそうです。
言葉を使わないコミュニケーションとして、
Twitterでも様々なGIFを投稿できるようになっていますね。



ここまでインターネット動画が盛り上がっている中、
テレビ業界はどうなっているのでしょうか。

テレビは災害時、速報を多くの人に伝え、
どこで何が起きているのか正確に放送する必要があります。

震災後に始まった「サイマル放送
これは、同時刻に同じ番組を異なるチャンネル、
媒体で放送することであり、
災害時により多くの人に伝達するのに役立っています。


インターネットにもテレビはもちろん進出しており、
1週間だけテレビで放送した番組を見返すことができる
TVer」というサービスが始まっています。

これはテレビを見る人にとっては
本当にありがたい機能ですね。

録画をし忘れて見逃すなんてことよくありますから。



インターネット上にもテレビがあるのをご存知でしょうか。

「AbemaTV」がそこに挙げられます。
限定番組などを放送するサービスなのですが、
200億もの赤字を抱えているんだとか。
そこまでして続ける意味はあるんでしょうか。


動画と共に勢いを増してきたコンテンツとして、
生放送」というものがあります。
テレビでもたまにやっていることはありましたが、
様々なアプリを利用して、一般の人も
簡単に生放送を行うことができるようになっています。


声のみのラジオ形式のものから、ゲーム実況、
顔を出して配信するものまで、
最近は大人気のコンテンツですね。


FacebookTwitter、LINEでできるのはもちろんですが、
人気すぎるあまり、逆にアプリが多すぎるのが
現状です。

そんなに楽しいのだろうか…と私は思いますが、
これでお金が貰えたりもするそうですから驚きです。


新たな職業は毎年増えていくんですね。
今日はこの辺りで、閲覧ありがとうございました。