第四回

こんにちは。

 

月曜日休みになって4連休になる夢を見ながら、

今回も日曜の夜、このレポートを書いています。

 

 

今週は中々忙しく、絵が描けませんでした…。

 

 

今回のテーマは「ソーシャルメディア

冒頭にSNSを利用して服を作っている女性のスピーチを観ましたが、

彼氏や彼女とSNS、つまりインターネット上で出会い、

結婚式で「出会いはTwitterです」

って言うのが案外普通になったりするんでしょうか。

 

あまり遠くない未来にありそうなのが怖い。

 

インターネットで知り合った人と実際に会う、

犯罪につながるケースも多く、

小、中学生くらいまでは完全にタブー視されていた印象ですが、

 

同性、同年代の人で会うといった事が思っていたより多いことを知り、

変わるもんだなぁ、と思いました。

(実は私の下の兄弟も、同い年の人と東京で待ち合わせて会いに行った事がありました。(親には内緒で))

 

その上でSNSというものは非常に重要視されており、

相手がどんな人なのか知ることができるツールとなっています。

 

(もちろんそこに書かれていることが真実とは限りません。)

 

有効活用すればどんなこともできる道具ですが、

一歩踏み間違えるとSNS上だけでは済まされない事に発展してしまったり。

 

一種の「人権のようなもの」も確立されているようで、

リアルと同じように「うまくやる」のが大事ですね。

 

 

さて、そんな「ソーシャルメディア」ですが、国内で利用されている主なものだけでも

 

約70サービス

 

 youtubeniconicoといった動画サービス、

近年増加しているツイキャスなど生放送の配信サービスなども含みます。

 

その中の1つ2つくらいは、私たち大学生ならほとんどが使っているはずです。

 

 

ソーシャルメディアが台頭する前は、

私が今書いているような「ブログ」が主流だったわけですが、

 

今よりも大変人気を博していた一人がいたようです。

その名は小泉純一郎元首相。

2001年、首相として初めてのメールマガジンを発行し

その購読者数は最盛期でなんと

 

225万人以上

 

これは当時のギネス記録級の人数で、

これがそのままTwitterのフォロワー数だったとします。

初めてTwitterを始めた鳩山由紀夫元首相のフォロワー数は60万人

安倍晋三首相の現在のフォロワー数は156万人

大阪市長橋下徹氏のフォロワー数は213万人

 

今よりインターネットが普及していない時代に

ここまでの購読者をゲットした小泉元首相、

どれだけ人気だったかがよく分かりますね。

 

 

 世界におけるソーシャルメディアの誕生、

それは2008年、

オバマ大統領がTwitterを利用して大統領選に当選したことに始まります。

Yes,we canの人ですね、小学2年生ではありましたがよく覚えています。

 

この時「ソーシャルメディア」という言葉が

「マスメディア」と対を成す存在として生まれました。

 

日本においては、先ほど書いた鳩山元首相が、

2010年1月1日にTwitterを始めたことで認知度が高まり、

2011年には「Facebook」の創始者を描いた映画が発表されたことで

さらに関心が高まりました。

 

Facebookの誕生秘話を聞いてとても驚いたのですが、

元々は大学で行われるミスコンの投票のために作られたシステムだったそうです。

大学のコンピュータをハッキングしてデータを盗み、

生徒全員の名簿と顔写真を載せたんだとか。

 

犯罪者予備軍……いや犯罪です完全に。

 

 

ソーシャルメディアのとんでもない所は、

人どころか国、世界まで動かしてしまう所。

 

2011年1月エジプトにおける「アラブの春

これはまさにソーシャルメディアによって引き起こされたものだそうです。

 

独裁政権下にあったエジプト、

5人以上で政治に関する集会を行うことは禁止されていました。

そこで、元は近隣の友達同士だけだったグループから

Facebookを使って少しずつ交流を広げ、

大規模なデモを企画したそうです。

 

一気に大人数でデモを行うことで、政府も収拾に時間がかかり、

逮捕もしにくい状況を作り上げたという事です。

 

その様子はインターネットで生配信された後、YouTubeにアップされ、

デモに参加しなかったエジプト国民だけでなく、

世界中から支援する声が上がるようになります。

 

事態を重く見た政府によって、

インターネットそのものが使えない状況にも陥りましたが、

最後はTwitterが、エジプトのみで電話機能が使えるようにし、

独裁政権は崩壊したということです。

 

 

改めて書き起こしてもとんでもない話ですが、

それだけソーシャルメディアは無限の可能性を秘めていると言えますね。

 

 

Facebookは世界で最も人気とも言えるソーシャルメディアですが、

なぜ、日本ではそこまで人気がなく、Twitterを使う人の方が多いのでしょうか?

 

それには様々な理由があります。

 

まず一つ目。

東日本大震災

当時の大混乱で、電話もメールも繋がらなくなる中、

Twitterだけは急増した投稿にサーバーも耐え、

SNSの普及そのものにも貢献しました。

 

そして二つ目。

日本人の性格そのものにあります。

 

引っ込み思案、消極的、匿名希望、ROM専。

Facebookは日本人の気質に、真っ向から反するようなシステムをしていて、

 

本名と顔写真が必須という、なんとも勇気のいるものになっています。

 

このブログも、よこたん先生以外には匿名だから気楽に書けているのであって、

実名で書くならもっと真面目に書きます。

おっと。

 

今も真面目に書いています。

 

3.11はきっかけで、

Twitterの人口が多いのはこの理由の方が大きいんじゃないかと

個人的に思っています。

 

 

もちろんそれぞれに長所があります。

 

まずTwitter

匿名で、なんとなくフォローした人、

なんとなくフォロバした人、

そんな弱い、よく言えばゆるい繋がりTwitterの特徴です。

 

例えば突飛なアイディアや、友達に相談しにくい悩みを

気軽に聞いたり相談したりできるのが良い所ですね。

 

そしてFacebookは、

逆に顔を知っている友人だからこそ、

それぞれの人柄や家族のことをより知っているため、

誕生日プレゼントや身近なことの相談がしやすくなります。

 

大衆への答えではなく、自分に合った答えが見つけやすい

これがFacebookの特長であると言えます。

 

 

 

ソーシャルメディアの台頭によって変わりつつあること、

それには企業と消費者の関係もあるんだそうです。

 

大企業が大人数に同じものを買わせていた時代は終わり、

消費者が自分で自分に合ったものを選び取る時代であるといえます。

 

どれが本当に良いものなのか、教えてくれるのは企業ではなく、

友達の口コミ(つぶやき)であり、

企業が直接売り込むのは通用しなくなってきているのが現代。

 

Googleでどこかお店を調べてそこに向かっていた時代も終わり、

SNSによって友達が良いと言った場所に行く時代。

 

縁で繋がっていた古き良き時代への回帰とも言われていました。

 

世界中との繋がりを追求した結果、

逆にローカルになっているのが少し面白く感じました。

 

これを「グローカル」とも言うそうです。

(グローバル×ローカル)

 

実際日本では、あまり定着していないそうですが…。

 

私もSNSと上手く付き合って、

交流を広げていきたいと感じました。

SNS上の友達が、自分の結婚式に来るってことも

あるかもしれませんね。

(むしろそっちの友達の方が多かったり。)

 

 

今回はこれで終わりにしようと思います。

閲覧ありがとうございました。

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今回描けなかったので、代わりに前々回くらいに貼ろうと思ってたやつを。